iPhone Duoが発売されて2週間になりますが、先週Apple Storeで実機を触ってきました。平日だったからかもしれませんが、新製品発売直後にしては空いていて、自由に長時間触ることができました。報道では非常に盛り上がっているような印象を受けますが、さすがに40万円もするスマートフォンを気軽に購入できる人は限られるでしょう。それでも購入予約はいっぱいのようなので、生産数もかなり少ないのでしょう。

ちなみに、その足でGalaxy Fold 8も改めて触ってきたので、2機種の比較をすることもできました。
結論としては、やはり今はまだ私が購入するべきものではないなという感想です。
特に気になったポイント
1. 開閉時の画面遷移
閉じたときにホーム画面の1ページ目が表示されているとして、ここから開くと左側にウィジェット(通常のiPhoneだとホーム画面で右にスワイプすると出る画面)、右側にホーム画面1ページ目となります。本当はホーム画面が左にきて欲しいですが、まあこれは許しましょう。ここからスワイプして左右にホーム画面1ページ目と2ページ目が表示された状態にして使うことが多いと予想します。せっかく大きい画面なので開いたときにはより多くのアプリのアイコンを置いておきたい。この状態で閉じると、外側ディスプレイに表示されるのは先ほどの右側の画面、ホーム画面の2ページ目となります。個人的に、ここはホーム画面1ページ目に戻って欲しいんですよ。通常、ホーム画面の1ページ目に頻繁に使うアプリを置きますよね。で、1ページ目に入りきらなかったアプリが2ページ目。だから閉じたときに2ページ目になってもらうと困るんです。この辺、Galaxy Foldは私が期待する動作になっています。画面遷移時の演出に凝るのもいいですが、実用面も考えてほしいところ。少なくとも設定で挙動を選べるといいのに、と思いました。

2. カメラ撮影時の画面の向き
カメラ性能がiPhone 18 Proに劣るのは別に構わないし、望遠レンズがないのも仕方ないのかなと思います。実際に使ってみて気になったのは、望遠レンズの有無よりも、むしろ撮影時の画面の向きでした。閉じた状態ならこれまでと同じで本体の向きと撮影する写真・動画の向きが一致するのでいいんですが、開いた状態だと、本体は横長なのに撮影する写真・動画は縦長になります。マルチアスペクト対応のセンサーではないので当然ではありますが、せっかく大画面なのに、撮影時のプレビューは閉じた状態と同じ大きさでしかも縦長の表示。ちょっと残念です。Galaxy Foldも挙動は同じですけど、アスペクト比が違うのでiPhone Duoの方がもっと気になる感じです。

3. 左手での操作
すでに多くのレビューでも指摘されていますが、特に閉じた状態で左手での操作に難があります。私は右利きですが、スマホは左手で持って親指で操作することが多いです。今までのiPhoneなら上下にあったメニューやドックが右に行ってしまうと、どうやっても届きません。技術的・デザイン的な制約があるのは想像できますが、もう少し配慮してもらいたかった。
4. その他の使用感
その他の部分については、YouTubeなどで見ていたレビューとほぼ同じ印象でした。やっぱりFace IDのほうが使い勝手が良いと思いますし、重さも閉じた状態だと重くは感じます(開くとさほど気にならない)。Touch IDの反応速度とかサードパーティーアプリの対応状況とかは展示機では確認できませんでした。これまでのiPhoneやiPadの展示機だとサードパーティのアプリも結構入っていたと思うんですが、Duoは全く入ってなかったですね。
今後に期待
まあ、これからOSもアプリも最適化が進んで、もっと快適になっていくとは思います。ハード面も進化して後継機種が出れば使いやすくなるでしょう。私はその時を待とうと思います。進化の過程を楽しむという考え方もあるでしょうが、昔と違ってスマホは生活必需品になっているので、あまりリスクは取りたくありません。メイン機とは別に持つならいいですが、メイン機の2倍の値段のサブ機というのは普通はあり得ないし。その昔、ガラケーも最初はストレートタイプばかりだったのが次第に折り畳み型が主流になっていきました。果たしてスマホも同じ過程をたどるのか、それともあくまで趣味の派生形にとどまるのか。


コメント