今年に入ってからnoteでゲーム関連の話題は結構定期的に投稿していますが、こちらは相変わらず放置していました。機材関係の話はこちらにまとめておいた方が良いと思うので、久しぶりに投稿です。
写真の管理・編集には2019年からCapture One Proを利用していますが、タイトルの通り、それまで使っていたLightroomに戻ろうかどうしようか考えているところです。
Capture Oneの利点と問題点
そもそもCapture Oneに移行した理由は、
- 当時のLightroomで動画が再生できなくなった（多分Mac側の原因なので今は直っているはず）
- Capture Oneの方が富士フイルムのフィルムシミュレーションの再現性が高かった
- Photoshopはほとんど使っていなかったが、Classicではない無印Lightroomでは機能が不足していた
といった点でした。
逆にCapture Oneを使っていて気になる点・困っている点は、
- 操作性が独特なので、しばらく使ってないと忘れる
- 管理面ではLightroomに及ばない
- バージョンアップの度に新しいアプリとしてインストールされる（でもカタログファイルをアップデートしたら旧バージョンでは開けない）ので自分でクリーンアップしないといけない
- サブスクの料金がAdobeより高く、しかもiPad版は別料金
ぐらいです。結局今となってはCapture Oneを使い続ける唯一にして最大の理由はフィルムシミュレーションとの親和性となっていますが、料金以外の不満点は特に大きなものではないので、別にCapture Oneを使い続けても問題はないのです。
容量の問題とLightroom運用の可能性
乗り換えを検討する直接の要因はCapture One自体ではなく、使っているMac側の問題が大きいです。
現在使っているのは最後のIntel搭載MacBook Pro 16インチです。処理性能自体は今でも十分なのですが、ちょっとでも負荷がかかるとファンの回る音が凄まじいです。YouTubeのライブ動画を見るだけでファンが回り始めますからね。M1以降のAppleシリコン搭載機種でしか使えないMacの機能も増えてきたので、そろそろ買い換えようかと思っているのですが、ではどのくらいのスペックが必要なのかと費用とを考えた際に、どうしてもSSDの容量がネックになってしまいます。
今のMacBook Proは2TBのSSDを搭載していますが、その半分以上を写真と動画に使っています。次に買うMacも同じ2TBのものにしようとすると結構な値段になってしまいます。費用を抑えるために他のスペックを低くしてしまうと今度は処理能力が不安です。SSDを1TBに抑え、写真と動画を外付けのSSDに移すというのが一番現実的ですが、結構家の中でMacBook Proの場所を移動させることも多いので、できれば外付け運用はしたくないんですよね。
そこで考えたのがLightroomプランに付いてくる1TBのクラウドの利用です。さすがに全ての写真をクラウドに上げてしまうには容量が不足しますが、最近のRAW画像だけなら十分にクラウドで運用できそうです。ローカルにはJPEGのみ、直近1〜2年分のRAWをAdobeのクラウドで、古い写真のRAWは（滅多に参照することもないですから）外付けSSDとすればいいのではと考えています。
昔と比べると写真を撮る枚数も減っていますし、しかもiPhoneでの撮影の割合が多いです。一眼で写真を撮る場合はRAW+JPEGにしていますが（容量を圧迫する原因）、富士フイルムのカメラは撮って出しで十分良い色味が出るので、RAWから編集することはほとんどなくなりました。撮る枚数が減っている分管理も楽になっていますので、現像＆管理ソフトの使い方自体も見直しても良い頃かと思います。
Lightroomは離れている間に色々と進化していて、上記のような写真の撮り方の変化もあり、もうClassicじゃなくても十分使えそうです。今考えている運用方法なら、iPhone/iPad版も同一のサブスクで利用でき、クラウドで同じ写真と編集が同期されているのは結構良いかもしれません。さらに最近アップデートされたノイズ除去機能は驚異的で、試してみたいと思っています。iPad版のみでの運用で料金を抑えようとも思いましたが最新のノイズ除去はデスクトップ版のみのようですので、再契約するなら素直にLightroomプランですかね。
最近はiPad Proの方も容量が不足してきたので、近いうちにMacBook ProとiPad Proの両方を買い換えることになりそうです。Lightroomに関してももう少し検討して、Mac/iPadを購入するまでに結論を出そうと思います。
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