さよならXマウント

2025年、あけましておめでとうございます(1ヶ月遅れ)。まあ、こちらシンガポールではちょうど旧正月なので、この挨拶で全く問題ないです(開き直り)。

昨年はこのブログを全く更新することなく終わってしまいました。今年はある程度定期的に更新できるよう、またYouTube動画の投稿も再開できるよう、努力したいと思っています。

ブログ再開第一弾はカメラについての話題です。昨年末のことになりますが、X-H1とすべてのXマウントレンズを売却しました。一部レンズは長い間使ってなかったためにカビや曇りがあり、かなりの減額になってしまいました。

X-H1とXF16-55mmF2.8
Fujifilm X-T2 + Fujifilm XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

売却に至った理由は、年齢的に大きくて重いカメラとレンズを持ち歩いての撮影はもう出来ないと感じたためです。前回X-H1を使った際、撮影した写真のほとんどが使い物にならない状態でした。ファインダーではピントが合っているのかどうか全く分からないですし、背面液晶で撮影すると今度は手振れしてしまいます。結果、ピントが合ってなかったりブレたりした写真ばかりになってしまったわけです。カメラの性能も最近の機種やスマホと比べて見劣りする面もあるとは思いますが、自分の眼と体力が衰えてしまっているのが大きな原因です。

カメラ性能とは別の面で、長期の品薄状態と転売の横行を容認している今の富士フイルムの経営方針には不満を感じています。一部の製品は初期のXシリーズの思想に反しているのではと開発方針にも疑問を感じており、ちょっと富士フイルムからは距離を置こうという気持ちもありました。

2019年に購入した機材たち
Fujifilm X-T2 + Fujifilm XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

X100Fは手元に残していますので、完全に富士フイルムから卒業したわけではありません。これくらいのサイズ感のカメラがちょうどいい感じなのですが、X100Fは手振れ補正がないので、こちらも手振れ写真を量産してしまいます。なので、今年はX100Fを置き換えるカメラが欲しいと考えています。屋外でスナップシューター的に使える、写真メインのコンパクトなカメラ。動画性能は重視しません。動画用には実は一昨年にソニーのFX30を購入しており、少なくとも室内での動画撮影機材は必要ありません。

X100VIが第一候補、ファインダーを諦めるならGRIIIxが第二候補なのですが、どちらも入手困難なんですよね。同じ入手困難ならライカのQ3かQ3 43まで手を伸ばすというオプションもありますが、値段が桁違いです。スマホ(iPhone)で我慢するか、コンパクトなミラーレスに薄い単焦点レンズを付けっぱなしで運用するか。このどちらかが現実的かもしれません。

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